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2007年7月14日 (土)

オーディション

昨日はオーディションでした。
4つのキャストに、計25人ほどを見ました。今回は、比較的カタイ企業のVP。
オーディションですが、見る人の立場によって見るポイントは様々です。
僕=ディレクターの場合は、まず第一にそのテーマのイメージにあうかどうかですが、それ以外に大きなポイントがあります。それは「幅」です。サンプルのお芝居をやってもらったあと、理不尽にも、半分の尺でやってみてください、といってみたり。その要求に対して、それなりにあちこちの「気分」を調整して短くしてくれるのか、ただ速くしてしまうのか、あるいは、もう一回同じテンポを繰り返すのか...。
あるいは、突然、今どんな感じでやったんでしょうか、と質問する。その答えが「演技プラン」になっているのか、訊かれたからなんか答えました、的なあいまいなものなのか。
あと...同じ演技を何も言わずにもう一回やってもらう。その時、前をプランを大きく変えてくる(工夫)のか、それとも全く判をおしたように同じようにやる(できる)のか、それとも、同じようにやっているつもりでも動きのキメやプロセスが前とはいい加減に違う(同じにできない)のか。
興味がわいた役者さんには、そんなミニテストをします。大きく言えば、役者さんとしての基礎的なテクニックがどれぐらいあるかどうかを見たい。

演技テクニックの幅があるとないとでは、現場に入ってからの仕事のしやすさ、スピード、すべてが違ってくるので、ここで間違えると天国と地獄ですから、慎重に。
でもしかし、そのテクニックを超えて、魅力のある役者さんも存在して...。そういう突出したキャラクターを持った人がいる場合は、悩みますね、でもまあ、その決めてはスケジュールです。余裕があれば、冒険をしますし、なければ、確実にやれる人を選びます。それがスタッフ全員の幸せな現場を生むのですから。

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コメント

自分はオーディションで役者を決めるような立場に立ったことないですが、やはり現場を想定して上手く立ち回れる人を選びたいですね。幅があるってことです。短い時間で決めるの大変そう・・・。

投稿: Fukuda | 2007年7月15日 (日) 00時32分

お疲れ様です&お久しぶりです!

千崎さんの「役者さんを見るポイント」、同感です。
やはり興味を引かれた役者さんには、いろいろとリクエストしちゃいますね(笑)。
作品の内容にもよりますが、どうしても自分(=ディレクター)が話すことが多くなりますね。
自分の場合は化粧品関係のVPが比較的多いので、モデルさん(ビューティー系)のオーディションも時々あるのですが、
そんなオーディションは大好きですね(笑)。
逆に、子役のオーディションは苦手ですが(笑)。

投稿: POP | 2007年7月16日 (月) 02時01分

随分ご無沙汰してます。deesakuです。

誕生日、おめでとうございました。随分遅れてしまいましたが、しじゅうしちの
お祝いを申し上げます。役者さん選びですか・・・読んでいて現実感がありました。

僕自身は目に力のある人に弱いですね。
目がパッチリして力がある人には直ぐ良い点をあげてしまいそうです。

でも、現実には仕事の効率を考えて役者を選ぶ・・・現実感がありました。

鹿児島は梅雨が明けたと言っていいぐらい今日はカラッと晴れてます。湿気の方も
先週は最悪でしたが、今日は暑いけど快適です。新潟の人は大変なんだろうなぁ。

投稿: deesaku | 2007年7月18日 (水) 14時29分

みなさん、こんばんわ。

んー、効率だけを見ているというわけではなくて、バランスですよね。
それは、「素の魅力」と「技術」と「スケジュール的余裕(=予算)」という、3点のバランスなので、結構アタマ使います。なので疲れます。疲れますが、面白いですね。特にカップルやファミリー、コンビキャラなど、組み合わせで選ぶオーディションは、大変ですが、楽しめます。

投稿: 千崎 | 2007年7月18日 (水) 22時36分

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