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2008年4月22日 (火)

キャノン Powershot TX1

ガジェットレビュー、その1。
キャノン製デジタルカメラ「Powershot TX1」を購入!

これ、去年出たものなんですが、ちょっと、ずっと心にひっかかっていました。
年が明けて次がでるのかも、と思っていたんですが、世界観が独特すぎるのか、出ませんでしたね、多分いま底値ぐらい?楽天の某ショップで24500円でした。
なぜ買ったのかというと...。
実は、うちには5匹もの猫がいて、そいつらを田舎の猫好きの母親に見せるために猫ブログをやってるんです。

RE:猫のユビキタス化につきまして

これに、時々ムービーを上げているんですが、このほど、ムービーコンテンツを強化したいものだと考えまして、TX1の導入にあいなったわけでした。というわけで、モノとしては「デジカメ」なんでしょうが、僕的な用途としてはムービーカメラとしての購入というわけです(そういえば、週間アスキーの最新号でもコレをムービーカメラのひとつとしてクロスレビューしていましたね)。
では、猫用ムービーカメラに必要な機能とは?

◯小さくていつも手元においておける
猫どもの面白い瞬間が来てからカメラを用意したのでは、100%撮りそこねてしまいます。なので、いつも持ち歩けて、すぐそこにおいておきたい。

◯アングルに自由が効く
いままではハンディカムで撮ったり、コンデジのムービー機能で撮ったりしていました。ハンディカムの場合はアングルの自由が効くのでいいんですが、コンデジの場合、ローアングルなどがノーファインダー状態になってしまうので、いまひとつです。ムービーの場合はスチールと違って撮影しながらアングルを変化させたい場合も多いので液晶が固定されているときびしい。液晶が回転したり傾いたりしてほしい。

◯望遠が撮れる
特に画になる外猫に道でばったり出会った場合、近くに行こうとするとすぐに逃げられてしまう可能性大なので、少なくとも、しばらくは遠くから望遠で撮りたい。

◯接写が撮れる
猫好きには、猫の肉球の接写とか、ひげあたりの接写映像はもー、たまらん映像ですから、猫からたった数センチの映像はぜひ撮影できなければいけません。特に猫飼いが自分の猫を撮影する場合はその距離感の近さがおおきなテーマなので、にゃごにゃごしている猫の近くでストレス無く撮りたい。

◯トリミング可能な解像度がほしい
これは、撮影場所が家の中である場合、だいたいうちは室内がとり散らかっているのでみっともないし、個人情報を特定できてしまうものが映り込んでいる場合があるわけです。なので、やや引き気味に撮っておいて、あとでトリミングしたいわけでして、まあ、配信は320*240なのでSDサイズがあればトリミングできるんですが、余裕があるにこしたことはありません。なるべる高解像度で撮影したい。

とこういう、かなりワガママなニーズがあるわけですが、これら「猫用ムービーカメラ」としてTX1を見ると実に理想的です。

◯小さくていつも手元に
サイズは、煙草の箱と同程度で十分コンパクトです。電源オフ時は、角がとれた直方体の箱なので、ポケットにいれたりしての持ち歩きも苦になりません。ただ、付属のハンドストラップはちょっと長過ぎるかな。

◯アングルが自由
TX1の液晶画面は普通のムービーカメラ同様の仕組みになっているのでハイアングルからローアングルまで自由にきめられます。機構上液晶画面の回転は上下方向に限られますが、でもまあ、ニーズにはかなっています。十分、猫目線が撮影可能。

◯望遠
光学ズームで10倍です。もっとも広角端が39ミリ(35ミリ換算)なので、もともと望遠よりではありますが、望遠が390ミリというのは使いでがありますね。数メートル離れた猫の顔のアップが十分撮影できます。

◯接写が撮れる
接写は、通常モードでは、絞りによっても変わりますが、10センチというのがスペック表の数字です。しかし、スーパーマクロモードというのがついていて、これがレンズ面から0センチという超接写ができます。いわゆる広角マクロ。これは、猫用途以外でも楽しい機能ですね。くんくんレンズの匂いを嗅ぐ猫の鼻にピントが合います。

◯トリミング可能な解像度
ムービーは、最大1280*720の30フレーム/秒のプログレッシブです。僕の用途だと、配信サイズが320*240なので、十分な解像度です。これなら、暗い場所でノイズっぽくなった映像もかなり縮小もできるので、そういう意味からも有利ですね。猫フルショットから画面一杯の猫顔アップが切り出せます。

猫用ムービーカメラとして優れているということは、つまり、日常的に、「ちょこまかした被写体」をこまごま撮りたいニーズにかなっているという事だと思います。ペットとか、遊び盛りの子供とか。あと接写に強いので自然とか植物にも向くのでは。散歩というよりは「自然観察」みたいなより積極的なs撮影にも応えてくれる気がします。
それと、コンパクトデジカメにおまけでついているムービー機能だと、ムービー撮影中のズームがきかなかったり、デジタルズームになってしまったりするのですが、TX1の場合は普通に光学ズームもきくし、オートでのピント補正もしてくれます。

ちょっと残念な部分もないわけではありません。
まず液晶画面のちいささ。まあ、全体のサイズ感にも影響してくるのであまり贅沢はいえませんが、実用には「ぎりぎり」です。しかも16:9で撮ると液晶上はレターボックスになるので、かなりキビシい感が。せめて、液晶を16:9にしてほしかったかな。
あとは、電源ボタンが押しにくい、とか、液晶画面と電源がちっとも連動してない、とか、プレビュー時のインターフェイスがちょっと生理的に使いにくい気が...とか。
でも、全体的にみると使いでのある「おもしろい」ガジェットになっていると思います。
デザイン的には、僕としてはちょっと「狙い過ぎ」感も感じますね。もう少し、普通に「PowerShot」してても良かったかも。

あ、そうだ、重要な事をわすれていました。ムービーのフォーマットは、モーションJpegのAVIです。ファイル、巨大になります。今僕は16GのSDカードを入れているんですが、これで720-30pが1時間弱。もう少し高画質、高圧縮率なコーデックを使ってもらってもよかったですね、でも、これだからこそ安くできて、こういうフレームバイフレームのコーデックは省電力仕様でしょうから、デジカメ用の小さなバッテリーも使えるのでしょう。

ムービーの画質的には、そうですねー、やはりハイビジョン対応のビデオカメラには勝てませんが(まー、値段考えたら比較するほうがムリというものです)条件が良ければ、ホウっというほどきれいな画が撮れます。この画質でこの値段なら、コストパフォーマンスは抜群でしょう。
クセとしては、スミアが発生しやすいですね。スチールモードでは大丈夫なんですが、ムービーにスミアが出ます。夜の街頭などはあきらめもつきますが、晴天の昼間、窓ガラスなどに反射した太陽の光にもけっこう盛大なスミアが発生してしまいます。

それと、今回、なるほどな〜と思ったのは、例えばハンディカムなど家庭用のムービーカメラの液晶って表示はフルフレームじゃないわけです。90パーセントぐらいでいわゆるテレビフレームですよね。でもこういうデジカメだと100パーセントなんですよ。撮ってネット配信だとこの撮影時にフルフレームが見られる、というのは、なにかと便利なケースも多いと思います。

テストピース(1280*720^30pで撮影したものを480*272にリサイズして、H264で軽め圧縮してあります、あくまでご参考まで)

TX1.M4V

今後、これで、猫ムービー撮影にいそしむ所存です。

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