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2009年1月 4日 (日)

麦秋

今年の初映画鑑賞は小津安二郎監督の「麦秋」です。ま、DVDですけど。
去年の夏に、有楽町線飯田橋の駅構内で売っていたのを買ったのですが、観る機会もなく事務所に置いてあったもの。
この映画、久しぶりに観ました。
ストーリーは、嫁に行き遅れた原節子演じる主人公(なのかな〜)の結婚話に、家族みんながヤキモキする、その心の浮き沈みや陰影を庶民(といってもお金持ちですがね)感覚で描くという感じのものです。そんでもって、まー、いろいろあるけど、贅沢いってもキリがない、「うちは良い方なんじゃないか?」と終わる。

以前、劇場(今はなき、銀座のみゆき座だったか)でみたときには、スタイリッシュで上品な映画だと思っていたのですが、こうして改めてみるとまったく印象が違いました。
ものすごく濃密な情報量がてんこもりに盛られた映画、という印象。
鎌倉に住む医者一家の話なので当時としてはかなりハイソな家庭なんだとおもうんですが、どこか感覚が「太い」というか、今の普通の人の感覚からするとたくましいんじゃないのかな、と思いました。構わない感じが、昭和らしい安心感があってほっとします。
昭和と今って、両方生きている僕らからすると一続きのような気がしているんですが、ほんとは違うのかな、と思います。
今のほうがはるかに病的で、神経症的ですね。今の普通の人は、昭和(の半ばぐらいだとしても)では「ちょっと変なひと」なんではないかな、という感じがしました。

しかし、原節子はいいですね、天使です。

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コメント

謹賀新年!です。今年も宜しくお願いいたします。

僕も一時期、原節子に参ったことがあります。自分の母親よりも年上の方ですが・・・。
っで、小津安二郎監督の原節子は割と昭和の日本女性なんですが、黒澤明監督の原節子は
革命的です。まぁ映画監督の色合いを強く受けているんでしょうけど。

っで一番魅力的に思ったのは「わが青春に悔なし」でした。ここでの原節子が一番綺麗だ
とおもいましたね。当時は社会主義が流行った?時代なんですが、新しい女性像を演じて
います。政治とかは抜きにしてこの映画での原節子は光まくっています。

投稿: deesaku | 2009年1月 4日 (日) 22時48分

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