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2016年4月 6日 (水)

大事なところでいったんやめる

最近、編集ばかりしているので、また似たような投稿を。

脳って、すこし地すべりするというか、慣性でずずっとすべってしまうものだと思います。
例えば、編集をしていて、ノリノリで最後までがんばって完パケる…翌日プレビューすると、あー、根本的なとこ間違ってるじゃん、みたいなことがあったり。
ノリノリ時に一番気に入っていた部分が、そもそも要らなかかった、とか。
一番ノッて来たあたりのタイミングが、実は一番あやういのです。
そういう時には、セーブもろくにしてなくて、なんかのはずみでPremiere落ちてしまって、あーあ、なども。
ノっている時には、オペレーション頻度も高く、結構pcのメモリも逼迫している場合があります。そんな時は自動セーブが正常に機能していなかったりして、プロジェクトを復帰しても、あれ、5時間前までのしかない…!という場合もあります。

一番気持ちよく進行している時が一番あぶない。これ、真実です。
そういう感じになってきたら、いったん作業をやめて、お茶でものんでクールダウンするとか、「あとは明日のお楽しみ」とその日はやめちゃう、とか。というのが結構重要…と二十数年のディレクター生活で学んだ仕事のコツです。

そして、特に「ここからがキモだ」という大事なところになったら、まずいったん休憩をいれる、これも大切です。ノリノリのまま重要作業に突入してしまうと、大事な局面で上記のようなことが起こってしまう可能性大だからです。これはダメージが大きくなります。

とはいえ、スケジュールの都合で、ノリノリ編集そのまま完パケにならざるを得ない時もありますね。そんなときは、納品後はその作品、なるべく見直さないようにしています(笑…ごとではないですが)。

それと、思考が停滞してしまった場合、それも脳の地すべり現象と一緒でずるずると続いてしまいます。
あー、オレの脳みそ停滞してるな~、どうしてもアイディア浮かばない、編集進まない、と思ったらこの場合も、いったんやめて一休み、というのも大事だと思います。

身のまわりの情報環境がデジタル化しているので忘れがちですが、ニンゲンの脳そのものは、止まろうと思ってもなかなか止まれない、ごくアナログなプロセスなんだとおもうのです。

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