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2016年5月 2日 (月)

QuickTime Windows版 サポート終了

QuickTimeのWindows版に深刻な脆弱性がみつかって、アップルがサポートを停止しました。安全のために、アンインストールが推奨(もしくは勧告)されていますね。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160428_755761.html

Premiereユーザーも少なからず影響を受けてしまいます。

アドビからのインフォメーション

https://forums.adobe.com/docs/DOC-7173

https://blogs.adobe.com/creativestation/video-apple-ends-support-for-quicktime-windows

PremierePro Windows版の使用で起こる問題とは…

●QT依存コーデックの問題
業務用途でよく使われるQT依存のコーデックは Apple ProResですが、これが使えなくなります。もともと、Windows環境ではこのコーデック使えないのですが、AppleからWindows用のデコーダーが提供されていて、再生だけはできました。なので、Mac環境から Apple ProResのQTファイルを渡されても、編集することはできたんですが…。これができなくなります。
同様に、アニメーションコーデックも使えなくなります。アニメーションコーデックは、書き出しもできるので、非圧縮画質を少しでも軽いファイルにしたい時にはよく使っていました。
この二種とも、ファイルの受け渡しや完パケなど、中間用や納品用のコーデックとしてはよく使われていると思います。
いずれも、代替手段を考える必要がありますね。

Proresに関しては収録に使われている場合もあるでしょう。収録はQTの Apple ProResで、編集はWindowsのPremiere、という仕事環境もそう特殊なものではないと思います。その場合は、さらに問題が大きいですね。収録フォーマットの変更を余儀なくされてしまいます。

●GoPro CineForm
最新版のPremiere ProCCには、GoPro CineFormというコーデックが入っていて、これがアドビイチオシの中間コーデックということらしい。メディアのQuickTime書き出しのプリセットとして、GoPro CineFormを使うものが提供されています。
実際、ちょこっと使ってみましたが、エンコードも軽く、画質もいいです。 Apple ProResの代替として十分だと思います。
ただ、問題なのは、PremiereやAEなどアドビのソフトじゃないと再生できないという点です。「軽いプレイヤーでちょっと確認」ということが面倒です。

●他の選択肢
要は、Windows、Mac 両環境で使用できる高画質高圧縮のコーデックがあればいいので、
グラスバレーの「Grass Valley Codec」 https://pro.grassvalley.jp/download/gv_codec_option.htm
もポピュラーな選択肢です。
Win環境からDVDのプレス工場へ持ち込む場合、このコーデックが推奨される場合もありますね。

いずれにしても、中間コーデックや納品用のコーデックは「相手先」がある話なので、なにかと面倒くさいです。

一般的なユーザーにとっては、特にWindows10になって、QTプレイヤーのお世話になる機会も減っているので大して影響はないと思うのですが、プロ用途だと、なにげに地味に役立っていたんですよね、QTプレイヤー。
この突然梯子を外す対応、ああ、やっぱりAppleっぽいわ。

追加参考リンク

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160419_754048.html

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