音楽

2012年12月24日 (月)

名盤...

このブログの右下あたりでロックの「私的名盤」のご紹介をしています。
まー、アマゾンのアフィリエイトなんですが、紹介している内容がマイナーだし、それで収益を、というより、僕にとっての「名盤」をご紹介したいなと思ったわけです。

で、この「名盤」には、僕なりの基準があります。
第 一は、もちろん名盤と言えるだけの内容を有していることを「確信」できること。
もう一つは、僕自身が10年以上聴き続けている音源であることです。
名盤というからには、時代の雰囲気やトレンドに流されてしまうような軟弱なものであっ てはいけません。
確かに、時代の空気の中からうまれて時代とともに生きる「傑作」というのはあると思うんです。でも名盤と呼ばれるためには時代から切り離してなお価値がないと、と思います。

瞬間風速的にものすごくヘビーローテーションしていても、その時期が過ぎるとさっぱり聴かなくなる音源というのもあります。
僕の場合は、例えば、BAUHAUS(バウハウス)とかかなあ。
このバンド、デビュー当時、大変な衝撃をうけました。当時のイギリスの代表的なインディーズレーベル、4ADが放った戦略兵器です。いわゆる、ゴチック系のニューウェーヴ、というのか。デビュー・アルバムを手に入れ、毎日聴き続けたあげく、バンドでカバーもしていたのに、現在では、まあ、年に1回も聴くことはないでしょう。

それにひきかえ、クラフトワークの70~80年代のアルバムは今でもよく聞きます。クラフトワークの音楽は、80~90年代の時代の空気そのものですが、実は、そもそも60年代からやってきた彼らの音楽になぜか時代が寄り添ってしまった、という感じがします。
あとは、ブライアン・イーノの「アナザー・グリーン・ワールド」なんかは、高校生の頃から聞いている名盤中の名盤。
思うに、熱狂が冷めたあとでもずっと聞けるアルバム、というのが僕にとっての名盤の格式です。

名「盤」というからには、アルバムとしての完成度も重要です。
ひとつのパッケージとしての完成度というか、完結の仕方というのか。
楽曲同士のバランスや、曲の配置(順番)による起伏や物語性など、アルバムという形式でなくては表現できない領域というのは確かにあると思います。
そういう意味では、楽曲バラ売りの音楽ダウンロード文化の中では「名曲」は存在できても、「名盤」的な音楽のあり方は難しくなってきているのかもしれません。

そういえば、新聞に、久々今年のCD売り上げが上向いたという記事が載っていました。上向いた原因はベテランアーティストのベスト盤人気(あとAKB48人気)だという事です。現物CD売りの世界でもアルバムの存在価値が薄くなって、ベスト盤=楽曲バラ売りのセット販売、になったのかー、と。

で、久々に聞いてみるかな、BAUHAUS。

重くて暗くて速くて、古い...。でもキライじゃない...事も再確認いたしました(笑)。

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2010年6月 8日 (火)

昔作ったBGMが出てきた

数年前、とある展示大手N社が、インターネットテレビを運営していまして、そのディレクションを担当していました。広告費が集まらず、半年ほどで消滅してしまったんですが、HDDを整理していたらその時に作った番組のサントラが出てきました。
聞いてみたらちょっと面白かったので、ちょこっとマスタリングし直してアップしてみます。30分ほどあります。
長いのでテキトーに飛ばし聴きしていただけると...。

UENOISM BGM(32M)

ファイルは、仕事のデータ受け渡し用iDISK上に置いているので、容量が怪しくなってきたらそのうち削除するかもしれません。

上野界隈の史跡や文化施設、裏町をうろつくうんちく系散歩番組だったんですが、選曲予算もないので、ディレクションやりながら、アップルのSoundTrack Proで制作したものです。
なのでループ音源は90%STPについてくるアップルループ、一部にソニーから出ているAcid用のループ素材を使っています。

ループ使って音を作っていると、音楽を作るというのは音楽を聴くことなんだな、と思えてきますね。それと、自分のものという実感がわかないので、良くも悪くも音に対して責任感が軽くなる、なので短時間に作れる。楽器弾きながらではそうは行かないですよね、精神的にも。

僕のように、10代の頃、4トラックカセットで音楽作りを始めた(宅録ですよ)世代にとっては、ループシーケンサとか、有りネタをコンバインして音楽を作る世界というのは、なんか、変な感じですね。独特の居心地の悪さみたいなものがあります...「自分で出した音じゃない」からかな。
でも、まあ、楽しいですけどね。プレゼンなんかにも便利だし。

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2008年11月28日 (金)

イアンボストリッジ来日公演

26日は、英国のテノール歌手、イアン・ボストリッジのコンサートに行ってきました。

イアンボストリッジ

音楽好きも年をとってくると、脳みその出来がゆるくなってきますね。
結果、音楽ジャンルの境目がぼやっとしてきて、ふらふらといろんなジャンルを徘徊できるようになります。
若い頃には、自分のアイデンティティを構成している音楽というのがあって、それ必死に追いかけ、それ以外はむしろ避けてとおるようなところもありました。もっともお金がないので自分にとって絶対必要な音楽にしぼってきかないと財布がもたないのでした。

僕にとっては、「アイデンティティを構成している音楽」はRock(特に70年代〜80年代のヨーロッパのRock)ですが、このところは、というと、結構いろんなものを聞くようになりました。
なにかのはずみで出会い、気になっていると、そのうち来日するので、ライブ行ってみる、という感じが多いです(東京ぐらしのメリットのひとつ)。
そんな感じで聴き始めたのが、イアン ボストリッジ。
最初に知ったのは、CSテレビの音楽チャンネルでプロモーションビデオを見たのです。なにやら廃墟のようなところでナルシスティックに歌う様がなんだか80年代のニューロマちっくで妙に気になってしまったのでした。
顔だちはいかにも気難しく怪物ちっくなイギリス人、秀でた額に上品な銀髪、ひょろっとした体つき、りくつっぽそうな経歴。
その筋(声楽界?)の評判も良いようなのですが、正直、この歌手がどれほどのランクなのかは他をほとんど聴いたことのない僕にはわかりません。が、なかなかいいんですよ。

なんだかつまんなそうにステージに出て来て、歌い、歌い終わったら、先生にしかられた子供みたいにすごすごと袖にかえっていくたたずまいというか、空気感がいい。公演中は、終始自分だけと向き合い、アンコールにいたってはじめて「あ、お客いたんだ」と気づく、みたいな。サービス精神ゼロ、でもそれが逆に観客を引きつけてはなさない。
もちろん歌もいいです。声楽家というのは自分の体を楽器にする人だ、というのがよくわかります。特に高音域の絶妙な声のコントロールは、まるで美空ひばり(笑...他に比較対象がみつからない!いかに声楽聴いていないかがわかりますね)。
あと、ピアノも良かったです。歌の伴奏というよりも、掛け合いチック。これは日本の小唄などと三味線の関係にとても近い印象。おもしろかったです。

しかしこうしてたまに良い会場で、良い生演奏を聴く、というのは重要ですね。
ふだんMP3の荒っぽい音で痛めつけている自分の耳と脳みその良いメンテナンスになります。
ステージに音が現れて、消えて、残響が残り、やがてそれも消える、という「音が鳴って消えるまで」のあれこれをじかに聴くという体験はほんとうにいい。
ライブで鳴った音は唯一無二のもので、その「生涯」に立ち会う、というのがライブコンサートに出かけるの意味なんだと思います。
今年のライブ予定はこれで終了。
来年の初ライブは、ニューウエーブの巨人、デビッド・バーン大先生です。

年末は池袋の演芸場にでもでかけるかな。

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2008年9月23日 (火)

KILLING JOKE

先週のことでした。
80年代〜90年代前半に活躍して、いわゆる「インダストリアル系」の祖(のひとつ)と言われるバンド、KILLING JOKEが来日したのです。
そんなに熱心なリスナーでもなかったのですが、懐かしくてついつい行ってしまいました。
分厚い壁のようなギターサウンドと、しつこい反復ビート(ハンマービートですね、あーなつかし)が特徴の、まあ、その時代のカリスマのひとつですわ。
人力ビート、パンクよりはエフェクト処理(ディストーション+コーラス+リバーヴってな)されたギターサウンドと、ディレイ深めのボーカル...。

2008年夏の終わり、よれたKILLING JOKEでもみて、まったりノスタルジーにでも浸るか、という感じででかけたのですが...。
ライブ終わって会場を出たとたんに口をついででた台詞は「あーびっくりした」でした。
ほんとにびっくり。まったくの現役、バリバリというよりガリガリにやってました。すごかったです。

ステージに出てきたフロントマン、ジャズコールマンは、もしゃもしゃ頭(もみあげナシ)に黒のジャンプスーツ、眼の下の隈どりメイクという、80年代ニューウェイヴの「正装」のようなお姿で登場。他のメンバーはすっかりハゲおやじなんだけど、出音は、ものすごい。
当時から変わらぬ美意識にどこまでも貫かれいて、コールマンのシャウトも生々しく現役です。ずっとやっているバンドの安定感。
しかも、新曲とおぼしき曲は、「ニューウェイヴ」なまま、なんだか訳のわからない先鋭的なものに進化していて、感動しました。
ひょっとして、ニューウェイヴってまだ可能性あるんじゃないのか、そんな事まで気の迷いで思ってしまいました。

目の前にいた、多分僕より数歳下ぐらいのスーツ姿、ややハゲサラリーマン風が、ピョンピョン飛び跳ねる「ポゴダンス(80年代のライブハウスはコレですね、僕はしませんでしたが)」でノッているのをみて、あー、あの時代をジャズが連れてきた~、と。

ソニックユースを聞いていても思うのですが、独自に発明されたひとつの「スタイル」が「芸」の領域まで高まるまでには10年程度じゃたりなくて、少なくとも20年以上はやりつづける必要があるのではないのか。
KILLING JOKEも結成は78年ですから、30年ですよ。
しかもボーカルのジャズコールマン、1960年生まれだから僕と同い年だ。くう〜。

一緒に行ったカミさんのライブ終わり第一声は「ジャズもいい感じに妖怪化しとるな」でした。確かにジャズコールマン、ロック妖怪オジーオズボーン御大に似てきた。
すばらしく濃密なライブでした。このままどこまでも行ってほしいです。

きっと皆さんひいちゃうのでYouTube貼るのはやめときます(笑)。

公式サイト
http://www.killingjoke.com/

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2008年9月14日 (日)

iTunes 8/Genius

iTunesの最新バージョンには、Geniusという機能がついています
これ、ITMSで音楽を買いまくっている人には一度使ったら手放せなくなる機能かもしれません。

ある楽曲を選択して「Genius」ボタンを押すと、その曲と関連のある曲が選ばれてプレイリストが作られる(というかアップルから配信されてくる、というイメージ)というものです。
iTunesには、シャッフルという形で自動選曲機能がついていたんですが、それは、偶然並べてみる面白さを楽しむものでした。
このGeniusは、もっと積極的に「選んで」くれるサービスです。
そのアルゴリズムは意外に複雑らしく、ジャンルやアーティスト、リリース年みたいなメタデータと同時に、世界中のGeniusユーザーからプレイリスト情報や所有音楽の情報を収集して、ある曲がどの曲と一緒に聴かれているか、といったような曲の相性データベースのようなものを構築しているのだとか。それを元に選曲をお勧めしてくれる、と。
イメージとしては、アマゾンで買い物をしていると、「この商品を買ったユーザーはこれもチェックしています」的なレコメンドが行われますが、それのプレイリスト版なのかなと思います。

たとえば、僕の好きなブライアンイーノのある曲を指定してGeinusボタンを押すと、イーノの別の曲、イーノが昔在籍していたロキシーミュージックの曲、イーノと関連の深いフィルマンザネラやロバートワイアットの曲のほか、イーノが影響力を持っていた80年代のニューウェーヴの曲などが並びます。
ん、これはアリな選曲。

まだデーターベースの出来が完全ではなく、この先もっと精度は上がっていく、との事ですが、現状でも結構使える気がしました。ただ、曲によってはデータベースに乗ってないものもあり、「使用できません」といわれてしまいます。今後時間とともに対応曲が増え、これも解消されていくのでしょう。

ソニーの製品(Vaioとか)には、曲そのものを解析して自動的に「明るいプレイリスト」や「雨の日のプレイリスト」などをインテリジェントに生成してくれるものがあります。これは曲の中身を解析してしまえ、という力づくの理系的発想で、これはこれで使いどころがあるんだと思いますが、どこか「業務用のBGMを選曲している」感があります。結婚式場ではゆったりと明るいBGM、みたいな。
音楽は別に、曲調だけで聴くわけではありません。曲そのものと同時にその音楽や音楽家の位置づけや、リリースされた年代の時代性みたいなものも同時に聞いているわけです。
このGeniusのアプローチはそのあたりをちゃんと捉えようとしています。音楽リスナーのiTunesプレイリストにはそういう事を踏まえた情報が自然に蓄積されてくる。それを集積していけば「音楽を聴く体験」をかなり高精度にデータベース化できるのでは...ということなのかな?
音楽は音の連なりには違いないんだけど、歴史的、文化的な文脈があってこそなのだ、という事がわかっている音楽好きなヤツが作ったサービスだな、と思わせてくれます。

んー、久々にインターネットらしく、新しく、使えるサービスを体験できました。

ただ、このサービスを使うためには、自分のiTunesの中身の情報を送信しないといけないので、そこに抵抗ある人にはイマイチかもしれませんが。

日経トレンディネットの記事。アップル担当者が語るGenius。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080912/1018698/?P=1

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2008年9月 6日 (土)

Dr.JOHN

あー、今日もまた降ってきた。

お盆に田舎に帰ったとき、兄貴がよく車運転しながら聞いているというCDの中から、何枚かコピーを頂戴してきました。

で、このところしょっちゅう聴いてしまうのが、ドクタージョンの「Destively Bonnaroo」というアルバム。
これがめちゃくちゃかっこいいのですよ。

ニューオリンズ・ファンクというそうですが、このなまめかしさと、いかがわしい感じが、東京の高温多湿とあいまって、ついついリピートしてしまう。
めちゃめちゃクセがあるんだけれど、音それ自体はごくシンプルで、音数も必要最小限をがっちり組み立ててある感じで。
この「骨」がね、音楽なんだよ、うん。

一曲めの名曲(だと思う)のライブ映像がYouTubeにありました(でも演奏はCDのほうが好き)。

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2008年4月 8日 (火)

トッドラングレン

先月のアリスクーパーに続いて、今日は、トッドラングレン見てきました。熟年ロックミュージシャンのライブが続いております。
会場が、六本木のミッドタウンにある「ビルボードライブ東京」という、ライブハウスというのか、ライブレストランみたいなコンセプトのスカした空間でした。
一晩で2ステージということで、一回のステージは1時間半もない...。それでもトッドがまた来るぞというのでカミさんとでかけたのです。トッドラングレンのライブは、何度か行っているのですが、毎回満足度は高し。CDも良く聴いています。
んー、ライブは良かったです。トッドラングレンは、なんというか、ある種「天使性」みたいなものがそなわっていて、幸せな気分になります。ステージの時間が短いからなのか、バラードを一曲もやらなかったのが残念ですが、それでも堪能できました。空間が狭いので、ほんの数メートル先で生トッドが歌っている、というのは、なんとも贅沢。
でもテープル席だし、立って大騒ぎする雰囲気じゃないし、少なくともロック向きの会場じゃないよな〜。出来たら、もっとちゃんとしたコンサートホール(かスタンディングでも)で、もっと長いステージを見たかった(聴きたかった)。
しかしな〜、今まさに目の前で良いライブが行われているのに、それを聴きながらメシが食いたい心情がどうしても理解できないですね〜、でもまあ、そういう店なので、しかたないですが。トッドだから行ったけれど、もうここでのライブには行かないかも。

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2008年4月 3日 (木)

アリス・クーパー

怒涛の3月も終わりまして、たくさんの嵐が収束しつつあり、ほっとした気分です。天気もいいですしね。
年があけてから全力疾走してきて、なんかもう半年ぐらいたっちゃった感じです。
こんな典型的な年度末進行はひさしぶりだったんですが、ごちゃごちゃした3月も終わりに近くなったある日、組合の相棒には「ちょっとやぼ用が」といって出かけたのは新木場。

アリスクーパーの来日公演だったのですよ、アリスクーパー。
もういくつになられたのかわかりませんが、かなりの高齢です(60歳ぐらいですかね)。グラムロックともちがう、もっと悪魔的なというか、悪夢的なというか、どくとくのハードロックをず~っとやり続けているロックシンガー。中学のころに、FMで聴いて好きになったのでした。

正直、どうなのかな、ちゃんとやってくれるのかな、と心配ではあったのです。テキトーにお茶を濁される可能性もあるし、なんか一皮向けて枯れた新境地をみせられてもこまるしな、彼の場合...などと思い、すこし不安な気持ちで会場にむかったのですが...。

その予感は見事に裏切られました。みっちりリハーサルが積まれた凝ったステージング、バリバリ現役な感じのそのロックスターっぷりに、ほっとしたと同時に、心が洗われたような思いがしたのでした。まさしく、アリスクーパーのイメージそのもの。一人伝統芸能と言ってもいいその完成度の高さ、そして、摂生を重ねて鍛えなければ絶対に出せない体力!精進してるぜ、アリスクーパー!バックバンドの演奏も秀逸。

名曲「ビリオンダラーベイビーズ」も、がっちりアンコールで!これ、本当に名曲だよな。
iTunes貼っておきます。

Billion Dollar Babies (Live Version)
(それにしてもiTMSの視聴部分の切り出しは誰がやっているんだか的確ですね、曲のいいところをかちっと抜いている)

アリスクーパーの曲はどれもこれも、ポップで切なくて名曲だらけです。バンドのメンバーの好みかアレンジはち
ょっとメタルっぽいのがあったりするんですが、往年の名曲たちはまさに珠玉。うらぶれて、引きこもりで、妄想で、サドでマゾで、でもポップで切ない。


こうして聴くと、あ、KISSってアリスクーパーの子供だったのか、と気づいたり。
印象的だったのは、会場に入ったときはガラガラだったグッズ売り場が、帰るときには長蛇の列!これが「興行」ってもんだよ、すごい!長年の「興行ビジネス」のノウハウが違うんだな、さすが。
僕はなにも買わなかったですがね、心の友だから。

春一番のロックコンサートは、アリスクーパー、こいつは縁起がいいかもしれんですね。

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2007年9月 6日 (木)

BUY/ジェームズ チャンス

例のシナリオはなんとか間に合わせました...が、果たしてお味のほうは...?

書き物をしているて行き詰まると、どうしても、ITMSを覗きにいってしまいます。
ITMSの良いところは、昔ちょっときになっていたんだけど、お金がなかったりして聞き逃していたようなアーティストをふと見つけて、ふと買ってしまえるところです。一番音楽を精力的に聴いていた20代は、お金がないので、限りある資金は、やはりイチオシアーティストに消えていくわけです。そうそう冒険はできない。

で、そんな感じで見つけたのがこの「ジェームズチャンス&コントーションズ」です。ジェームスチャンスは、いわゆるポストパンク世代のサックス&ボーカリスト。それまで、ロックミュージックの臍の尾をひきずっていた「パンク」が、それ切って、「ロックじゃなくなっていく」転換期の音楽、と僕は解釈しております。もう音楽かどうかも問題じゃなくなっていく、というヤバイ連中です。
フリーキーなサックスプレイと、がなりまくるボーカルを、BPM速めのタイトなファンクっぽいバックに絡ませる、という感じの音楽性(わかりにくい)。
ITMS


James Chance & the Contortions - Buy

アマゾン

Buy

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このアーティストを知ったのはおそらく、80年ちょうどぐらいだったと思います。当時は「がちゃがちゃしたサックスの音楽」という印象でしたが、こうして今聞いてみると意外にすっきりしていて、バンド名のごとくねじれていて、サックス+ボーカルのぶっ壊れぷりも、なんかちょうど良い。かっこいいです。あとギターのジャキジャキ感は癖になりますね~。なんだか愛聴してしまっています。

しかし、YOUTUBE、なんでもありますね。
昔のジェームズチャンス。メンバーもかっこいいなあ
これは最近らしい。音楽性はおんなじだけど、だいぶお肉がついている

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2007年4月21日 (土)

ソニックユース

昨日、4月20日はソニックユース/SONIC YOUTHの日。来日公演、行って来ました。良い!
ソニックユースは、初来日の時から、何度か行っています。初来日時は、確か10年以上も前、新宿のロフトだったか...小さいライブハウスにまさにすし詰め状態...「物理的に死ぬかもしれない状態」で、まるでフルーケストラをフルボリウムのマーシャルに突っ込んだような、ものすごい音圧と倍音に圧倒されたのでした。
以降日本での評価も上がって来日の機会も増え、楽しませてもらっています。
結成は80年代初期ですから、もう二十数年。メンバーも40代?
素晴らしいのは、「ちっとも変わらない」といところです。フレーズも、スタイルも、奏法も、それこそギターのチューニングまでオンリーワンでありながら、それをずっとしつこく深化させていく持続力に頭がさがります。しかも、そのまま円熟味が増して旨味が加わる。言ってみれば、グランジ界のジョアンジルベルトですよ(乱暴)。

最新アルバム
ラザー・リップト

基本アルバム
GOO

ITMS

Sonic Youth

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サポートのボアダムス(ここも活動長いですね)の珍演奏も結構楽しめました...が、もうちょっとコンパクトに終えてくれた方がいいね。

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