ツール(ハード/ソフト)

2016年6月 8日 (水)

サーモス VECLOS 真空ワイヤレスポータブルスピーカー

今日は、超小型ワイアレススピーカーのレビューです。
魔法瓶のメーカーがその真空技術を使って作った真新しいオーディオ。
ステレオバージョンもありますが、より手軽なモノラルバージョンを使っています。ほとんど仕事のBGMです。
これは、「ちょっと変わった&気持ちの良い音」のするスピーカーだと思います。

ハウジングの内側に真空の層をつくり、スピーカーユニットの後ろ側から発生する振動を吸収させることで、クリアかつ超小型のスピーカーを実現したというもの。まさしく、小型魔法瓶の一端にスピーカーを取り付けた構造をしています。
Bluetoothでプレイヤーデバイスと接続します(いちおうアナログのAUXインもついてます)

この音をどう表現すれば適切なのか、ずっと考えていたのですが、思いついたのは「音楽の精巧なミニチュアが鳴っているという印象」というものです。
わかりにくい言い方かもしれませんが、音楽を、グリコのおまけサイズまで縮小しているのにディティールがはしょられていなくて、ちゃんとちっちゃいネジまで再現してあるじゃん、という感じ。音楽のパーツの細部まで聞こえます。
さすがにこのサイズでは、豊かな音にひたる…というのは無理ですが(モノラルバージョンですしね)、それにしても、ちゃんと全部きこえるぞ!という感じ。この感じは独特です。

あと、ボーカル域が豊かで声がきもちいいです。ジョアン・ジルベルト聴いてみましたが、文句なしにいいかんじです。バンドの音楽でも、イントロではちょっと物足りないかな、と感じられても、ボーカルが聞こえてきた瞬間に印象がガラッとかわります。

このスピーカーで音楽聞いていて思うのは、オーディオによる音の説得力のあり方には「迫力」以外の選択肢があるんだなあ、ということ。小さいのに無理して迫力を装う、ありがちな音とはかなり方向性が違います。
例えば、多分これはダメだろうと思ってレッド・ツェッペリン聴いてみましたが、意外にも結構聴けました。ギターやシンバルの音に芯があり、極小スピーカーにありがちな、ペラペラな感じがない。音に存在感があるということでしょうか。ボーカルの出がすごく良いのでロバート・プラントもそのままの印象でシャウトします。アコギの音もしっかりしていますね。結構いい感じで聴けました、もちろんミニチュアサイズで、迫力はないんですが…。

あと、音のダイナミクスがごまかしなく再現されている感じで、のっぺり感がまったくありません。小さい音は小さく、大きな音は大きく、そのまま、このスピーカーのスケールに置き換えられて鳴っているという印象です。まさに音楽の精巧なミニチュアです。

面白いスピーカーです。このシリーズの今後の展開に注目したいと思います。
値段が少し高めなのが難ですが…5千円台だったら爆発的に売れそうな気がします。

追記)ほんとに軽い!缶コーヒーの重さです。

ステレオバージョン。レビューの評判も良いようですね。


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2014年10月 8日 (水)

Kindle Paperwhiteは良いですね。

いまさらKindle、Kindleとさわいで何やってんの?という感じではあります、確かに。
Kindle Paperwhiteです。

発売当初から気にはなっていたのですが、AndroidスマフォとタブレットにKindleアプリを入れて、なんとなく、それですませていたのです。浅はかでした。
Kindle Paperwhiteと、液晶搭載端末にインストールしたKindleアプリは、機能としては同等ですが、まったく別物だと思います。
Kindle Paperwhiteで本を読んでみて、やっと電子書籍の意味がわかりました。
これなら、意味がある。

Kindleアプリを使う場合と、Kindle Paperwhiteとで違うことはなにか?
一にも二にも、電子ペーパーの読みやすさです。
まだまだ、ハードウエアが体験させてくれる新しい世界というのはあるんだな〜。
まさしく、紙に印刷されている活字とかわりません。
じっくり、拡大してみるともちろん違いますが、脳が完全にだまされてしまうほど、同じですね。
これは読みやすい。
僕は、夜でも、明かりのある場所でならバックライトはオフにしています。
印刷物を読む明るささえあれば、ライトオフでも十分に読めますし、眼にもやさしいです。

実は、このところ、「本読んでないなあ」という罪悪感みたいなものがあったのです。
かつては、鞄の中に文庫本の一冊か二冊は入れて歩いていたと思うのですよ。
いつのまにか、鞄の中身から本がリストラされてしまっています。

これには、いくつか理由があると思うのですが、第一は、他の持ち物が増えたからです。
気が付くと、携帯電話、充電器、予備バッテリー、タブレット、デジカメ、と電子ガジェットがバカバカ増えてしまっています。
その集積で鞄が重い。
1グラムで軽くしたい…。結果、本が鞄から出されるわけです。

で、Kindleなら薄い文庫本程度の重さのブツが1つ増えるだけです。
しかもその中には、何冊分もの「本」が格納されているわけでして。
重さを増やすこと無く、本が増える、というのが電子書籍なのですね、まったくもって当たり前のことですが。
これで、そこはかとない、本離れしている罪悪感からも逃れられるのです。しかもちっとも重くない!
もともと、そう読書家というわけでもない僕のようなニンゲンが、本を読むという習慣を手に入れる方法としては悪く無いと思います。

読みたい本が全部Kindle化されているわけではもちろんなく、そういう意味では不満だらけです。
でも、逆に、読もうと思ってなかったけど、あれ、こんな本が無料?これが99円?あ、単行本で1000円ぐらいなのが500円か、など、思わぬ本を買ってしまう、というような、リアル書店や図書館で起こりがちな事が起こる場合もあります。

残念なのは、自分が買ったKindle本を他の人に貸すのが、出来なくはないんだけど、面倒くさい点。
まあ、ハードそのものを貸し借りすればいいんだけど、それもそれで不便だし面倒だし、よほど信頼出来る相手じゃないとセキュリティ面でも問題ありです。

あと、コミックも何冊か買ってみましたが、正直、漫画を読むのには向いてないと思います。
なんなのかわかりませんが、没入感がまったく感じられません。
これはちょっと不思議ですね。紙の本なら、文庫版でもそれなりに漫画の世界に入り込むことはできるのに。このあたりは
もっと解明すべき点があると思います。
紙と密接に結びついているのは、テキストの本よりも、漫画のほうなんじゃないかなあ。どうなんだろ。まあ、漫画は「画」なので、当たり前といえばあたりまえか。
もっとも、ケイタイ漫画なんかを読み慣れている人からすれば、画面が大きいぶん、快適なのかもしれないですが。
あとカラー化すれば事情はまったく変わってくるのかもしれません。


これは、最近出た、解像度そこそこ版。値段はなんと6千円代。


こっちは、僕が買ったスタンダード(?)版。


解像度300dpiの高解像度版もある。こやつにはページめくり用の専用ボタンがある模様。読みやすさを、今使っているバージョンと比べてみたい気はするんですが、ちょっとこの値段はだせないな〜。


これは、今読んでいる、心あらわれる日高先生のKindle本。自然史好きの方は読んで絶対ソンはない、といえる良書です。


こちらは、ちょっとハマってしまった幸田露伴99円本。


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2013年11月 4日 (月)

FCP7からPremiere CC 乗り換えご注意点(3)音関連

信じられない事に、もう11月…。

今回は、音関係のことを書きます。
これに関しては、Premiereの方が、FCP7よりもいろいろ機能豊富ですね。

普通に、タイムライン上でオーディオクリップをトリミングしたり、エフェクトかけたり、レベルをいじっている分にはほぼ同じ使い勝手です。
が、Premiereの場合は、その上にできることがいろいろあります。


その中で一番大きなものが「トラック」に対するエフェクト、レベル調整、という概念があることです。オーディオクリップ個々のエフェクトや音量調整に加えて、複数のクリップが配置された「「オーディオトラックにそのもの」に対してエフェクトや調整が行えます。
例えば、あるオーディオトラックにインタビューの音声が並んでいて、それらに共通のコンプレッサーをかけたい、という場合。

FCP7では、すべてが個々のクリップベースになりますので、トラック上のインタビュー音声を一回ネストして、そのネストしたクリップに対してコンプレッサーを適用、というオペレーションが一番合理的です。ネストしたくなければ、それぞれのインタビュー音声に、属性のペーストを使うなどして同じコンプを適用します(あとあと面倒なことになりがち)。
対してプレミアの場合は、トラックにエフェクトが適用できるので、インタビュー音声が並んだトラックに対してコンプレッサーを適用すればOKです。

これに加えて、「サブミックストラック」という概念があります。
例えば、複数のオーディオトラックに共通のリバーブをかけたい、という場合。

FCP7では、これもネストでやるしかありません。ネストして、リバーブ適用です。
プレミアの場合は、サブミックストラックを一つ作成して、それに対してリバーブを適用、リバーブしたいトラックの送り先を作成したサブミックストラックに指定します。

このほか、オーティオトラックに対して適用したエフェクトの結果を、個別に別のサブミックストラックに送ることもできます。例えば、リバーブの残響音だけを独立したサブミックストラックに送って、エフェクト元の音とは別個に調整する、みたいな事が可能です。

こんなふうに、トラックの概念、サブミックスの概念があることで、タイムラインの個々のクリップをあれこれいじらなくても、基本的なエフェクトや調整ができます。
宅録でMTRなどいじっていた方にはわかりやすいと思いますが、Premiereのタイムラインのオーディオ部分は、いわゆるミキサーと同じような動作を目指して作られています。

それと、これはちょっと細かい、かつ、大きなことですが、もうひとつ。
FCP7でも、Premiereでも、オーディオクリップをフェードアウトや、フェードインさせる場合にはオーディオトランジションを使います。標準的には、両方とも「ディゾルブ(コンスタントパワー)」というエフェクトを使いますが、FCPの場合、どうもコンスタントパワーっぽくないんですね。聴感上のカーブは、フェードアウトの場合で少し山形になっているような気がずっとしていました。
Premiereの場合は、きれいに、なだらかに音量が落ちていきます。これは気持ちがいいです。

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2013年10月22日 (火)

FCP7からPremiere CC 乗り換えご注意点(2)テロップ

なんだか、台風だらけですねぇ。うちは、強い雨が降るとどういうわけか、柱から雨漏りするんで…。

さて、今回はテロップです。
テロップ環境に関しては、FCPユーザーは、まったくイチからオペレーションを覚える必要があります。

FCPでは、Boris社の「タイトル3D」を使ってタイトルを入れます。オペレーションは他のクリップを使う場合と同じで、ビューアでタイトル3Dを開いたあと、タイムラインに配置、その後ダブルクリックして、再びビューアに開き、エフェクトタブから各種設定を行います。

Premiereの場合はタイトル作成コマンド実行すると、タイトル作成用のインターフェイスが開きます、。各種設定を行い、そのインターフェイスを閉じると、そのタイトルがプロジェクトウインドウに登録されているので、それをタイムラインに配置します。
このタイトル用のエディタは、FCPのテロップ環境と比較すると大変にリッチ、かつ便利です。タイトルツールと、簡単なドロー系の作画環境が合体したようなもので、パワーポイントちっくに作業できます。ベジェ曲線を使って有機的な図形を描いたり、曲線に沿ってテキストを流しこむこともできます。

ベース付きのテロップの場合、FCPではベースに1トラック、文字に1トラック、最低でも2つのビデオトラックを消費しますが、Premiereの場合はひとつで済みます。
また、一枚のテロップの中に画像を読み込むこともできるので、ロゴをロールテロップの中に組み込むなども可能です。

こうしてみるとPremiereProのテロップ環境はいいことづくめですが、FCPには出来てPremiereにはできない事もあります。

それは、文字間隔のアニメーションやタイプインです。FCPのテロップツールは、他のエフェクト同様、タイムライン(時間軸)を持っています。そこにキーフレームを打ってパラメータを変更していけば、徐々に文字間隔が広がったりタイプインしたり、といったアニメーションができます。

対して、Premiereのタイトルツールは、時間軸を持ちません。フォトショップのように静止画タイトルを作ることだけに特化しています(別に用意されたロールテロップツールでロールタイトルの作成は可能)。
徐々に文字サイズを大きく、といった場合は、テロップサイズを大きめに作っておき(テロップの解像度は自由に設定できます)、別のエフェクトでアニメーションさせれば、FCPのタイトル3Dとほぼ同様の結果が得られますが、文字間隔のアニメーションやタイプインは、ダイナミックリンクという機能を介してAfterEfectsと連携して作業します。ちょっと文字間隔で遊びたいだけなのに、AEをたちげる、というのがどうも大げさな感じがしてしまいますが、まあ、これは仕方がありません。

もうひとつ、FCPユーザーが戸惑うであろう部分は、テロップの再利用です。
FCPの場合、例えば、一度タイムラインに配置したテロップ再利用しようと思ったら、タイムライン上で、再利用したいテロップをコピー&ペースト、こうして複製したテロップをダブルクリックしてビューアで開き、文字を打ち直します(他にも方法ありますが)。
FCPでは、タイムライン上でコピペしたテロップは、もとのテロップとは縁が切れて独立したクリップになって、別の新しいテロップになるわけです。

これと同じオペレーションを、Premiereでやってしまうと、ちょっと大変な事になります。
タイムライン上でコピーしたテロップの文字を変更すると、コピー元のテロップまで変更されてしまうのです。これが、PremiereProの残念ポイントだったんですが、PremierePro CCからは、FCPチックなテロップ再利用のショートカットが用意されて随分使いやすくなりました。
タイムライン上のテロップを「Alt+左ドラッグ」することで、独立したタイトルが複製され、そのままダブルクリックしてテキスト打ち直せばOKです。これに関しては、その他、タイトルツール上で設定を引き継いだテロップ作成コマンドや、プレジェクトウインドウ内で複製する、などのいくつかのオペレーションがあります。
Premiereでは、タイムラインでコピペしたテロップは、複製物ではなく、相互参照ファイルというか、お互いがお互いの影武者のようなものになってしまうんです。

FCPでも、もともとフォトショップやFireWorksでテロップ作っている、という場合には、Premiereでもほぼおなじ使い勝手になります。というか、そうか、いちいち、レイヤーをラスタライズしなくて済む分、使い勝手は向上しますね。

FCPとPremierePro、テロップまわりは、このように、だいぶ環境が変わります。文字の装飾関係もだいぶ違うので、このあたりが、FCPくささ、Premiereくささが出てくる部分かなあ。

次は、どうしよう、音まわり?

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2013年2月 3日 (日)

Nexus7と電子書籍のこと

週一で更新するとも!と言っておきながら、お正月に更新してからもう一ヶ月...。なんか一月は色々ありました。半ばに重要なもの全部入り財布を落としてしまい(その日のうちに交番に届いていました!)、月末には、大腸の内視鏡検査をやってポリープを取ったら出血してしまい、二泊三日の入院のはめに...(もう大丈夫です)。二回大きく凹んで二回復活、少々疲れました。
今年の高島暦四緑木星にあった「壁にぶつかるような正月」という謎の文言はこれだったのか!思わぬ事態に見舞われてもギリギリ最悪の事態はまぬがれているところが今年の運勢基調なのかも。

●Nexus7
で、そんな1月の半ばから使い始めて2週間、Nexus7(16G)です。Google+Asusというコラボがグッとくる一品、ビックカメラで19800円で買いました。知り合いのWEB編集者が使っていてなかなかよさそうだったし。
コレ
↓GooglePlayでも同じ値段で買えます。
http://www.google.com/intl/ALL_jp/nexus/7/

7インチのタブレットですが、使い道はfacebookとTwitter、メールのチェックなど。スマフォでやっていることを少し大きな画面でやっているという感じです。

個人のデータブラウズ端末としては、大きさといい、操作感といい、なかなかいい感じだと思います。10インチタブレットも見やすさという点ではいいのですが、なんか、どうなんでしょう、大きすぎないですか。ちょっと重いし。600グラムはなあ。ネクサス7なら340グラム。
スタバ齋藤氏も「いいよコレ」とおっしゃっています。

http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/stapa/20121203_576946.html

●Nexus7と電子書籍
Nexus7でできて、スマフォではやっていないことがひとつ。それは電子書籍を読むことです。スマフォにも色々電子書籍関連のアプリを入れて読んでみようと試みるものの、4インチの画面で長時間テキストを読むのは、なにせ、加齢による視力の問題などがアレで、なかなかキビしいのです。
で、タブレットを持ち歩いたら電子書籍を読むようになるのか、どうなんだオレ、といいうのが一番の興味だったんですが、まんまと読むようになりました。新書の代わりに持ち歩くにはちょうどいいサイズだし、青空文庫から落とした泉鏡花や寺田寅彦なんか読みふけっています。
↓僕が使っているのは「青空文庫ビューア」
http://androider.jp/page/2010/08/841/

青空文庫はもう著作権が切れてしまったパブリックドメインの書物のアーカイブなので無料です。じゃあ、有料の電子書籍は買うのか、どうなんだオレ、...。結論から言うと書いますね、あれ、と思うほど買う。iTunesミュージックストアで曲を買い始めた時の感覚に近いです。
↓今のところ、もっぱらKindleで買います
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.amazon.kindle&hl=ja

といっても、リアルの紙の書籍の電子版を買うというよりは、100円とか150円ぐらいの自費出版物とか、ビジネス系の新書の安い電子版を買う、これは250円とか。気持ち的には700円あたりにボーダーがあって、それを超える本なら紙本を買いたいです。
Kindleのベストセラーを見てもほとんどが500円以下の廉価出版物です。多分、電子書籍の適正価格帯が、このあたりにあるんじゃないかという気がします。

僕が買ったKindle本の中で、なるほど、と思ったのは、「Kindle自費出版ガイド」という100円の本です。内容は、Kindle(amazon)を使って自費出版するためのノウハウを書いた、多分新書判にすれば20ページぐらいで終わってしまう短い本です。

内容的には、ひょっとしてWebを検索してがんばれば手に入るであろう情報が書かれたノウハウ本ですが、それが100円となると、手っ取り早くこれを買ってしまおう、という気になります。失敗しても100円だからいいかな、という感じになる。
電子書籍はリーダー用端末、書籍を売るプラットフォームが国内でも整ってきて、ブログ記事とか、Webマガジンの記事ぐらいの分量を安い価格で売る、というマーケットができてきているんだなあ、と感じます。
これまで収益化が難しかった、Web上の中途半端なボリウムのテキストが、電子書籍化して安い価格をつけることで「色々ちょうどいいコンテンツ」として収益化できるようになる、という感じなのか。確かにそういう「ちょっとした」コンテンツを紙で入手したとしても物理的に保管しなきゃいけなかったりしてちょっと面倒臭いですね。データのほうが何かと取り回しがいいです。
今まで、ブログやネットマガジンという無料地帯にしか居場所がなかったコンテンツを有料化できるのが電子書籍という感じがしてきました。

この先、電子書籍のニーズは二極化していくんじゃないだろうか。
ひとつは、無料ないしは1コイン価格でまとまった情報を手軽に安く手に入れたい、安いエンターテインメントでちょっとした楽しみを得たい、というニーズ。
もう一つは多少高くてもいいから必要な情報を端末に取り込んで便利に使いたい、というニーズ。年鑑とか白書とか図鑑、あるいはごくニッチな専門書のたぐい。

その間で、結局紙本と同価格帯の紙本電子書籍版はやはり伸び悩むんじゃないかな~、どうなんだろう。世間の景気の動向にも左右されるだろうけど。
紙の本は、「本」という物理的なモノを楽しむという側面も大切で、単に情報を得る、というのとはちょっと違いますよね。価格にはその「本そのものの価値」も含まれていて、それを所有して仕舞っておいたり、また取り出して開いてみたり、厚さや重量感や、手触りとか匂いとかそういったもの全部が含まれています。そこから文字と絵だけを取り出したもの(電子書籍)に同じ価格を払いたくない感じがします。せめて、電子版は半額、みたいな相場観が定着しないと厳しいのではないか。

しかし、なかなか面白い事態到来ですね。
ちょっと色々、デジタルコンテンツの風景が変わってきそうな予感がします。

Nexus7と迷ったkindleHD。OSが結構カスタマイズされているみたい

やはり迷った激安マウスコンピュータ7インチタブレット
↓あんまり評判よくないですね、やめてよかった

ちょっと食指が動かないでもないNexus7用ブルートゥースキーボード兼カバー


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2009年12月 5日 (土)

Google日本語変換

Google日本語入力、さっそくインストールしてみました。
Google検索で「ひょっとして**?」と表示される時がありますが、あのシステムを作っているスタッフがリリースしたものだそうです。
Win版とともにMac用もあるというのがいいですね。辞書を動機させながら使えばOSまたいで同じ入力環境が使えます。
まだBeta版ですが、かなりの完成度だと思います。
これが無料?またしても?

GoogleOSを考えると、ゆくゆくはGoogle印の日本語変換ソフトは必要になるはずなので、一足先にリリースということなんでしょうか。

いつも書類などを作るWin環境では標準のIMEを使ってたんですが、変換候補の順番が変、どう考えてもこれが最初じゃねえだろ!という漢字がリストアップされたり、なんだか「ぬるい」、効率の悪さはタイピングのスピードでカバーという力技でした。辞書ちゃんと鍛えればいいんでしょうが。
ところがGoogle日本語変換だと、何もしなくても、あまりストレスなく普通に頻度の高い漢字からリストアップされます。
今、この投稿はMacでGoogle日本語入力を使って書いていますが、ことえりとの比較でいうと天国と地獄ほど快適さが違います。いいですよ。

デフォルトの設定だと、入力の途中に候補を自動的に表示する機能がオン(サジェストというようです)になっています。便利といえば便利なんでしょうが、ちょっとおせっかいなので気が散ります。でもこれは環境設定でオフにできます。

ネット上では、タレントの名前が一発変換、とか、アニメの有名なセリフが一発変換、とか話題になっているようですが、これ、ごく普通に快適ですよ。ATOK、この先大丈夫かなという気がしてしまいます。

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2009年10月 2日 (金)

無線電源供給/ソニー

む。
これは、ちょっとびっくりです。

ソニー電源のワイアレス化に成功

まだ距離50センチという事ですが、これは、大きな一歩ではないでしょうか。
何か心理的な不安もなくはないですが、電源ケーブルが消えたらどんなにすっきりすることか。
複数の無線電源供給ポイントをどんどんリレーしていければ街中ではバッテリーいらなくなる可能性もありそう。
情報以外のものがワイアレスで送られる、というのはひょっとして史上はじめてなのかも。
「物質電送」なんかも連想させる(笑)、すごい技術です。早く実用化してほしいですね。

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2009年9月11日 (金)

新iPod nano

iPod nanoにビデオカメラがついたようですね。
ほお、と。
Touchより先にこっちか。
確かに、ぱっと出してさっと撮るにはnanoの方が向いているかもしれません。

撮影できるのは640*480のh264で、サンプルをみるとそこそこの画質っぽいですね。
アップルはさすが、と思うのは、この「ビデオのみ」搭載というところです。
ビデオカメラつけたらついでにスチール機能もつけたくなるような気がするんですが、ただ、スチール撮影もできます、だとなんだかぼやけるし、ふつーな感じです。
おそらく、ビデオしか撮れない、というところでこのハードらしい使い方、楽しみ方が広がっていくという計算なのでは。
実際、そこそこ画質のスチールカメラなら毎日持ち歩く携帯電話にもついてますしね。

しかも、液晶画面が少し大きくなって、スピーカーもついたもようです。しかもFMチューナーまで。
これいいかもしれない。値段も安いですね。
組合相棒の制作主任、T氏によると「コレに電話機能がついたら考える」とのこと。
なるほど(笑)。
確かに、iPhoneって、電話としてはカッコわるいんだよな、ちょっと。
間違って草履で電話しようとしている人みたいに見えてしまうんですよ...。

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2009年6月24日 (水)

Vegas Pro9

ソニーのVegas Pro9の日本語バージョンがちょっとよさげです。
このソフト、歴史としては結構長いし、アメリカではかなりのシェアを持っているということなんですが、日本では名前は聞けど、あまり実態がわからないソフトでした。
小寺信良氏のレビューが出ていたのでご紹介します。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20090624_296244.html?ref=rss

このレビュー読んで、やはりぴくっと反応してしまうのは「書き出しの時間が読めない」というあたりですね。
FCP作業で「HDVネイティブ編集」を避けたくなるのも、この書き出しの時間が読めなくなってしまうからです。

でも、作業中のインタフェイスは使ってみたい気がしますね。
重ねるとトランジションする、とかアップルで言えば、Sound Track Proっぽいですね。
タイムラインがエフェクトを持つという仕様は、よさそうな、悪そうな...。

VAIOのTypeRとか、ソニーのPCでAVに特化した製品にバンドルされてくるのはPremiereだったりするのですが、Vegasにしちゃえばいいのにな、と思うんですが。
パソコンのバンドルなら、XPRI NSとは使用シーンが違うし競合はしないと思うんですけどね。
VAIO+Vegas、どちらもVで始まってゴロもいいですよ。
映像学生とか、ミュージックPVの監督とか、似合いそうです。

製品紹介ページ

http://www.sonycreativesoftware.com/vegaspro

これを見る限り、普通に使えそうな印象ですね。
いまさら乗り換える気はちょっとないんですが、一度さわってみたいものです。

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2009年5月22日 (金)

ペンタックスK-7/デジイチにムービー

ここのところ、デジタル一眼レフに動画撮影機能がどんどんついてきましたね。
ついに、わがペンタックスにもKシリーズに搭載された模様で、めでたいかぎりです。
ペンタックスK-7


基本的には、3:2アスペクトのCMOSで30fpsを撮影、トリミングしたり縮小したりして、1280*720(30p)の16:9動画か、横640の3:2動画、横1536の3:2動画を、モーションJpeg(AVI)記録するそうです。3:2アスペクトの動画というのが不思議ですが、もともとのCmosの情報量を、ビデオ規格に関係なく動画にしちゃおう、というのが、光学メーカーらしい発想で、シンプル。
できれば、横640じゃなくて、縦480の3:2、としてくれたほうがビデオ的には使いやすいですけどね。

パナのG1などのフルハイビジョンAVCHDなどに比較するとちょっと見劣りしますが、それでも、ペンタックスの一眼レフカメラで動画もイケるというのはすばらしい。
早くサンプルがみたいです。
カメラの出来としても期待もてますね~、ただ、今はまだ買えない.....。

デジタル1眼レフで動画、というのは、1眼レフカメラの映像がそのまま「動く」という事が大きいですね。REDいらないかも、という感じになってきますよ。
ビンテンの三脚に、1眼レフカメラ乗っけて、パンしている、みたいな撮影風景が出現してくるわけですね。
そのうち、フルサイズの撮像版に動画撮影、という事態がやってくると思うのですが、そうなったら、映像業界は騒然となるでしょう。

しかし、ますますムービー機材の世界がムズカしくなってまいりましたね~。

そういえば、群馬のLIVE-4福田さんが、コンデジでムービー制作実験中とのことです。
興味深いレポートです。

http://live-4.seesaa.net/article/119684748.html

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